【Vツインマグナ】電源取り出し〜ヒューズボックス横取り編〜
スポンサーリンク
皆さん日々の業務お疲れさまです。
しっけすです。
ちょっと前に若干長めのツーリングに嫁と行ったんですが、私のiPhoneXSでもさすがに行き帰りのナビゲーションをしてくれませんでした。
バッテリー残量死にました。
やっぱり外部電源取り出した方が何かと便利なので、今までめんどくさがってましたが、重い腰を上げてやってやろうと思います。
というわけで今回は外部電源の取り出しの手順についてまとめていきます。
外部電源取り出し方法
外部電源の取り出しはおそらく下記の3パターンかと思います。
- バッテリー直結
- ヒューズボックス経由
- リレー経由
今回マグナからはヒューズボックス経由での取り出しを行いました。
取り付け手順に入る前にそれぞれの取り出し方法の特徴を見てみましょう。
バッテリー直結
バッテリー直結は取り付け難易度的には一番低いです。
ほとんどポン付けみたいなもんです。
本体買ったらバッテリーのプラスマイナスに本体のプラスマイナスをつけてあげれば完成です。
難点といったらバイクのイグニッション(キー)をオフにした状態でも電源を供給してしまう点です。
私はこれを嫌ったのでヒューズボックス経由にしましたが、正直何も繋がっていないUSB電源の待機電力なんてたかが知れてますので、この方法でもよかったかもです。
ヒューズボックス経由
ヒューズボックス経由とはいいつつ、正しくはアクセサリー分岐です。
アクセサリーというのは、ざっくりいうとこまごました電装の類(ポジションランプやホーン など)です。
アクセサリーの特徴はイグニッションをオンにした時だけ起動するという点です。
(仕組みについては別の記事でまとめます)
また、ポン付けとはいきませんが、取り付け難易度も高くないです。
そこで今回はこちらの方法を選びました。
リレー経由
リレー経由ではバッテリー直結の方法で電源を取り出すやり方と概ね同じですが、本体とバッテリーの間にリレーを噛ませるという点が異なります。
リレーを噛ませるというのは簡単にいうとバイクのイグニッションをオンにした時だけ電流が流れるようにするということです。
このやり方は嫁のバイクに電源を取り付けた際に行ったので後日アップします。
そのときにリレーの仕組みなんかも解説します。
またこちらのやり方が個人的にはヒューズボックス横取りよりおススメです。
その理由もビラーゴ電源取り付け編で解説します。
(追記:更新しましたのでしたの記事も良ければどうぞ)
電源取り出し手順
それでは早速電源取り出しの手順を解説します。
ものすごく簡単なので是非チャレンジしてみてください。
ざっくり手順
ざっくり下図のようなことをします。
すでに付いているヒューズaを取り外し、分岐用の線が飛び出たヒューズbを挿入することで、USB電源本体へ電気を供給します。
必要なもの
必要なものは
- ヒューズ電源
- USB電源本体
- ギボシ端子&クワガタ(もしくは丸)端子
くらいがあれば作業はできます。
また、ヒューズ電源は「平形」「ミニ平形」「低背形」の3種類があり、オートバイの場合は大抵、平形かミニ平形です。
購入前に自分のバイクのヒューズの規格を調べておきましょう。
今回使用するUSB電源本体は、シガー12V、USB5V×2です。(安定の中華製)
USBソケットの間にはバッテリー電圧が表示されるようになります。
詳細手順
ヒューズボックスの確認
ヒューズボックスから以下を確認しましょう。
- ヒューズボックスがどこにあるのか
- どのヒューズから横取りできそうか
- ヒューズの電流はいくつか
- 平形かミニ平形か
ヒューズボックスは大体バッテリー近傍に集中してあります。
マグナの場合は、右サイドカバーに隠れてました。
(下から配線がいくつも伸びてる黒い箱がヒューズボックスです)
他にもバッテリーのすぐそばにあるパターンもありますのでご自身の車体で確認してみましょう。
中身はこんな感じです。
蓋にはそれぞれがどこに向かう配線なのかが記載されています。
今回はこの15Aのごちゃごちゃ書かれているところから横取りします。
本体仮付け、沿線
次にUSB電源の仮付けです。
使用用途に合わせて位置を決めてあげましょう。
今回はあらかじめミラーのとこに噛ませることができるバーマウントを用意したのでこちらに取り付けます。(2りんかんで1000円くらいでした)
本体の位置が決まったら沿線をして、配線の通る道を何となく考えましょう。
配線が長すぎるとエンジンやタイヤなどの高熱箇所あるいは回転箇所に干渉してしまうため注意してください。
ハンドルをきったりしながらパツパツにならない程度のところで線を切りましょう。
ここは好みの世界ですが、私はこのビニル被覆がむき出しなのが気に食わなかったので、余っていたコルゲートチューブで保護しました。
紫外線や水分、接触摩耗からの保護の役割です。
本当は熱収縮チューブと併用する方が望ましいですが、在庫がなかったので諦めました。
端末処理
次に本体から伸びた配線へ端末を取り付けましょう。
プラスの方はオスのギボシ端子をつけてあげましょう。
マイナスはクワガタを推奨します、フレームなどでボディアースが取れる箇所に接続しましょう。
(写真撮り忘れてます、すいません)
ヒューズの向き確認
向きというのは要するにプラスマイナスです。
すでに付いていたヒューズがどちらがプラスか把握しましょう。
写真のように、テスターのマイナスをボディアース、プラスをヒューズaがもともと刺さっていた場所のどちらかへあててあげます。
(ボディアースの位置はバッテリーのマイナスとの導通を見てあげれば確認できます)
プラスに当たってる場合は11V強の電圧が表示されます。
今回は手前側がプラスでした。
ヒューズ電源取り付けの際は分岐用の線がプラスにくるように取り付けましょう。
[補足:向きを間違えると?]
向きを間違えても電流は流れますが既存のアクセサリーとUSB電源の両方を同じヒューズ(今回は15A)で管理することになり、ヒューズ切れを起こす可能性があります。
ざっくり言えば15Aというのはもともとあったアクセサリーのためのものなので、ここを通らずにUSB電源へ電気を供給しましょう。
接続
※かなり写真撮り忘れてますので、言葉での説明が多いです。
上記の注意事項を確認したらヒューズ電源をヒューズボックスへ取り付けます。
もともとあったヒューズはボックス内の余ったスペースへ格納しましょう。(ヒューズ切れ時の予備として使えます)
ヒューズ電源にはギボシのメスがもともとついていますので、先程端末処理した本体側の配線(オス)と取り付けましょう。
本体側のマイナス配線(クワガタを付けた方)はボディアースの取れる箇所へ取り付けましょう。
仕上がりはこんな感じになります。
配線類は綺麗に整えてあげてカバー、シートをはめてあげましょう。
本体取り付け
接続が終わったら仮付けしてる本体のボルトを本締めしましょう。
この時ハンドルやバーマウントへ取り付ける場合は、なるべくゴムスペーサーなどを噛ませましょう。
直接付けてもいいんですが、本体はプラスチックなので、経年により摩耗ですり減ります。
そうすると締め付け能力が低下し運転中などに緩む恐れがあります。
動作確認
イグニッションをオンにしてあげて電気が供給されてるか確かめましょう。
このUSB電源はLED内蔵で、電気がくると点灯してくれるので確認が簡単です。
表示されてる電圧も誤差0.1V程度なので中々の精度です。
(写真では上手く撮れませんでした)
まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございます。
今回文字多めでしたね、すいません…
やっぱりブログの素材にするなら写真バンバン取らないとですね!
とにもかくにも、色々書いてはいますがやってみると非常に単純な作業ですので、皆さんも是非チャレンジしてみてください!
それでは、ご安全に!!