【ビラーゴ】リアウィンカー移設の手順まとめ【素人整備】
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当ブログへお越しくださったみなさん。
日々の業務お疲れさまです。
しっくすです。
さて、先日妻の相棒ビラーゴについてご紹介させていただきました が、このビラーゴ実は納車してすぐリアウィンカーの位置を変えて ます。
ビラーゴのリアウィンカーは、リアフェンダーのちょうど真ん中あ たりにあります。
それの何がまずいか。
サドルバッグがつけられないんですね!!
正確に言えば、非常につけづらいしバッグの形状やサイズを限定し てしまうんですよね。
備忘録も兼ねて、今回はビラーゴのウィンカー移設の手順について ご紹介いたします。
作業概要
上図のようにウィンカーを配線ごとナンバープレートの位置までずらし、足らなくなった線を足すだけの簡単なお仕事です。笑
必要なもの
工具
- スパナ又はモンキーレンチ
- 六角レンチ
外装の取り外しはこの二つ(各サイズ)を基本的には使用していき ます。
工具(推奨)
- 電工ペンチ
延長する配線のギボシ端子の圧着に使用します。
消耗品(必須)
- 配線
これが無いと配線を延長できません。
消耗品(推奨)
- ギボシ端子
- コルゲートチューブ
- 熱収縮チューブ
- 配線ホルダー
- コの字ステー
ギボシ端子はなるべく使用した方がいいです。
電線の扱いになれている人なら撚り合わせて接続できるかもしれま せんが強い振動による断線の危険性があるため、端子を使用する方が確実です。
また、配線保護のために今回は熱収縮チューブとコルゲートチュー ブを使用、その際は固定用のホルダーも必要になります。
ステーですが、これは移設先に応じて準備してください。
今回はナンバープレートに移設するためコの字ステーを準備しまし た。
手順
外装の取り外し
シートの下に眠る電装系をむき出しにしたいので、外装を取っ払っ ていきます。
一番最初に手を付けるのはメインシートです。
メインシートは両サイドのリアサスペンション根本(?)あたりに あるボルトで止まってあるのでここを外せばシートが外れます。
続いてシーシーバー(バックレスト)です。
サイドについてる二か所のと後ろの一か所の計三か所でボルト締め されていますので、外しましょう。
次にタンデムシートですが、これは後ろにすっと引き抜くと取れま す。
既存の配線の取り外し
端子を見つける
既存のウィンカー配線を取り外します。
既存の配線はリアフェンダーの裏側を沿って配線され、根元にある 穴からバッテリー側に抜けています。この穴から出てきてるところ の端子を見つけましょう。
左右それぞれ二種類ほどの配線があると思いますが、片方はウィンカー、片方は ブレーキランプですので線を伝ったり、引張て揺らして確認しなが ら間違えないようにしましょう。
端子を取り外す
さっきから端子端子といってるのはこのギボシ端子というやつです 。こちらは片方がオス(棒)、片方がメス(穴)という形状になっ ており、嵌合させることで接続をしています。
これを取り外す際は引っ張ればはずれます。
※このとき電線ではな く端子を引っ張るようにしましょう。
ウィンカーの取り外し
端子がフリーになったのでウィンカーをフェンダーから取り外します。
ウィンカーはリアフェンダーの裏側でナット締めされているので手 を突っ込んで緩めてあげましょう。
ウィンカーの固定を解いたら配線をフェンダー根元の穴から抜いて あげましょう。
ナンバープレートへステー取り付け
ウィンカーの移設先はナンバープレートの位置にします。
ナンバープレートにコの字ステーを取付けます、プレートを固定し ているボルト穴を利用します。
多分ボルトが短かいと思います、今回は長いものに付け替えました 。
ウィンカーの取り付け
ステーの穴にウィンカーを取付けます。
かなり振動がくる場所なので、しっかり締めてください。
新しい配線の端末処理
新しい配線を準備します。事前に必要長をカットしてください。
※ このとき長すぎず短すぎずのちょうどよい長さでカットすればあと の行程が楽になります。
両端の被覆を剥き、ギボシ端子を取付けます。
ギボシ端子の取り付けはこちらのサイトが参考になりましたのでご 覧ください。ここでは割愛いたします。
https://www.diylabo.jp/basic/basic-25-1.html
既存の配線への取り付け
既存のウィンカーの配線へ取り付けますが、事前に必要長にカット した熱収縮チューブ、コルゲートチューブを挿入しておきましょう 。
端子はカチッとなるまで押し込みましょう。このとき絶縁用のカバ ーをかぶせることを忘れずに。
バッテリー側への取り付け
バッテリー側も同様に取付を行ったあとは、熱収縮チューブをあっ ためて収縮させましょう。
ライターで行う際は火を直接当てないよう気を付けましょう。
ホルダーの取り付け
チューブホルダーへコルゲートチューブを通しましょう。
その状態でチューブホルダーをフェンダーの裏へ取り付けます。
粘着の引っ付きが悪い時は錆取りや脱脂を行いましょう。
写真が撮れなかったので図で解説ですが、ホルダーは上図のような形状です。
裏面は粘着テープになっています。
外装の取り付け
外した時とは逆の手順で取り付けていきましょう。
仕上がり
リアフェンダーの側面に付いていたウィンカーを外したことによって、サドルバッグを取り付けることができました。
(ウィンカー写ってませんが笑)
まとめ
長々と解説しましたが、要するに配線伸ばしただけですので、誰でも簡単に実施可能です。
オートバイはカスタム性の高い乗り物ですので、自分好みにいじっていくのも楽しさの一つかと思います。
好きな車体をか手に入れたけどあれができないこれができないと悩む前にできるようにしてみましょう!!!
それではGWも安全運転で、ご安全に!