それいけしゃちくずQC

仕事嫌い&酒嫌いの社会不適合サラリーマンです。日々の業務は品質管理です。仕事嫌いの方が上手いことやっていけるというコツをご紹介します。

【ビラーゴ】電源取り出し〜リレー経由編〜

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日々の業務お疲れ様です、しっくすです。

 

先日マグナの電源取り出しの手順の記事をあげた際は

ヒューズボックスから電源を取る方法をご紹介しましたが、今回は

リレーを経由した電源の取り出し方法をご紹介します。

 

 

www.kuz6.xyz

 

 

実はこの前の記事に出た電源を嫁が気に入り

ビラーゴも同じものをつけたいというものだから

マグナと同様ヒューズボックスから取れればいいだろうと考えてたところ

ビラーゴってヒューズボックスが完全に封印されてて開かないんですよ!!

(ヒューズ切れのときどうすんだろ?)

 

まあ、それならバッ直リレーでよかろうということで

ちょうどブログで紹介もしたかったので、今回はリレー経由方式を紹介します。

 

 

リレー経由の利点

前回の記事ではヒューズボックス経由よりリレー経由の方が

おススメといったかと思いますが、その理由が

リレー経由というのは結局のところバッテリーから直接電源を得ているという点です。

 

リレーの仕組みについては下項を参照ください。

 

バッ直の何がいいのかというと

その他の配線と電源供給を共有していると

(ヒューズ経由やACCからの直接分岐など)

USB電源の方が電熱などで一時的に電気を食うことで

分岐を共有しているほかのアクセサリーへの電気の供給が一瞬ブレるんですね。

 

その結果過電流が流れヒューズが飛んだりすることも…

まあ、ほぼ無いですが万が一の可能性があります。

 

自分でもどう表現したらいいのかわからず

みなさんにももしかしたら伝わっていないかもしれませんが

要するに他と配線を共有しているのが気持ち悪いので

バッテリーから直接取りたいけどずっと取り続けるのではなく

イグニッションがオンになったときに

電気を供給してくれるスイッチ

みたいなものが欲しいと考えたとき

 

そのスイッチがリレーとなるわけです。

 

リレーとは?

さて仕組みも説明せぬままリレーリレーと言っておりますが

リレーの役割というのは

条件を満たしたときに電源を入れてくれたりストップしてくれたりする

自動スイッチのことです。

 

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実物はこんな感じ

箱から4本なり5本なり配線(または端子)が出たものです。

 

f:id:kynuo-t6:20190519115230j:image

 

上図は4極リレーの場合ですが、箱の中身はこんな感じになっています。

 

バッテリーから赤配線へ引っ張って黄色から供給したい先(今回はUSB電源)

へ繋ぐのですが、イグニッションがオフ(バイク電源オフ)の時には

赤と黄色は繋がっていない状況です。

 

一方で青と黒はACCから分岐させた電気の入り口と出口になっております。

(ACC=アクセサリー電源)

 

この青から黒の途中でくるくるなっているとこは電気が流れると磁石になります。

(この磁石になる仕組みについて知りたい方は

「電磁石」や「右ねじの法則」などで調べるとわかりやすい図が出てきます)

 

磁石になることで赤と黄色の配線の離れたところを引っ張り繋げてくれるので

赤と黄色が接続されUSB電源へバッテリーから電源が供給されます。

 

ここで重要なのは電源供給は図中の赤と黄色のみでやり取りされていることであり

青と黒はきっかけを与えているに過ぎないということです。

 

そのため、ACCとは配線を共有おらず、スイッチが入ればバッテリーから直接

電源の供給を受けられるという寸法です。

 

準備(必要なもの)

  • 4極リレー

今回の趣旨なのでこれは準備をしときましょう。

 

エーモン リレー 4極 DC12V・240W(20A) 3235

エーモン リレー 4極 DC12V・240W(20A) 3235

 

 

  • 配線(足し線用)

必要になるかもしれないものです。

あって不便になるものではないので、用意しておきましょう。

 

エーモン 配線コード AV0.5sq 5m 黒 E536

エーモン 配線コード AV0.5sq 5m 黒 E536

 

 

  • ギボシ端子、クワガタ端子

今回初めて配線作業やるという方は、ターミナルセットを買っておくと、端子なども付属するのでおススメです。

 

エーモン ターミナルセット(中) 電工ペンチ付 E2

エーモン ターミナルセット(中) 電工ペンチ付 E2

 

 

 

 

取り付け手順

もう上でほとんど原理とか仕組みを説明したので

やることは理解してもらったかと思いますが

 

ポイントとしてはどこのACCから引っ張ってくるかというとこですね。

だただた磁石として使いたいだけなので、特に電力が必要なわけではありません。

ホーンとかランプ類で、端子が近くにあるのでいいと思います。

 

(以降、写真を盛大に取り忘れてて完成図しかありません)

 

アクセサリーの取り出し

今回はちょうどいいところにイグニッションの配線があったので

こちらから引っ張って青と接続することにしました。

 

黒と接続するアースはバッテリーのマイナスから取りました。

ボディのアースとかでもいいと思います。

 

バッテリーの取り出し

  • バッテリーのプラスと赤の配線を繋ぐ
  • USB電源のプラスとリレーの黄色をつなぐ

 

たったこれだけです。

 

注意点

注意点を最後に書いてるのもどうかと思うんですが

取り回しの関係でどうしても足し線をする必要が出てくる可能性があります。

(足し線=配線を足す)

 

その際は以下2点をご注意ください。

  • 被覆の色は同じ線を使用する
  • ギボシ端子は電源側をメスとする(供給側がオス)

 

理由としては、被覆の色を異なるものにすると間違えて接続し

動作確認できず、手戻りになります。

 

また、万が一ギボシ端子が外れた場合、電気がきている方(プラス側)とフレームなどのアースに落とされているものが接触するとリークしてしまう恐れがあります。

ギボシ端子のメスは端子全体をおおう樹脂製のカバーに包まれており、フレームなどとの接触によるリークを極力減らしてくれます。

 

仕上り

写真を仕上りしか準備しておらずすいません。

配線の色を私は合わせずに行ったので途中ものすごく混乱しましたので、皆さんはお気をつけください。笑

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まとめ

今回も文字多めになってしまいすいません、次から気をつけます!!

とはいえ、今回の作業がなんら問題なくできれば、バイクの配線をいじることは、ほとんど問題無いと思います。

 

私も素人なんで、今回の記事を見た皆様からの助言をいただければ幸いです。

 

では、今週もご安全に!!!